そもそも化粧下地って?

化粧下地とはファンデーションの前に使用するアイテムです。化粧水、美容液、乳液、クリームといったアイテムでスキンケアを行った後にメイクを施すわけですが、ファンデーションを使う前に化粧下地を使っておくことでその効果を高めることができるのです。

化粧下地はファンデのノリをよくし厚塗りを防ぐ役割もある

化粧下地の選び方・使い方

この化粧下地は必ず必要なアイテムというわけではなく、使う人と使わない人がいます。近年になって化粧下地のメリットが注目されるようになったことで使う人が増えていますが、使わなくても問題を感じないという人も少なくないのです。こうした評価が分かれるのは化粧下地の役割や効果と深くかかわっています。

 

化粧下地の役割はまずファンデーションのノリをよくすることです。クリームを使い終わった後直接ファンデーションを使用するよりも間に化粧下地を挟んだほうが密着性が高まり、ノリがよくなるのです。そのため厚塗りをしなくてもシミや毛穴をカバーしやすくなりよりナチュラルに仕上げやすくなります。

 

もともとそれほどファンデーションを多く塗らない人やとくに隠したいトラブルがない人にとってはそれほど必要がない一方、シミやくすみの悩みでついつい厚塗りをしてしまいがちな人にとっては非常に大きなメリットになるわけです。

下地を塗ることでくすみがちな40・50代の肌も自然に明るく見せる

化粧下地の選び方・使い方

それからファンデーションから肌を保護する点も大事な役割です。クリームの後に直接ファンデーションを使用すると肌荒れや吹き出物といったトラブルを抱えてしまうケースも見られます。ファンデーションには防腐剤・保存料といった添加物がどうしても必要になるため、それが肌に刺激を与えてしまうのです。

 

そこで化粧下地でワンクッションを置くことでファンデーションの刺激を和らげ、トラブルを防ぐことができるわけです。ですからもともと刺激が気にならない人にはあまりメリットがない一方、刺激に敏感な乾燥肌・敏感肌の方にとっては大きな意味を持ちます。

 

あとはコントロールカラーとしての役割。年齢を重ねるとターンオーバーの乱れなどでくすみや角質肥厚といった問題を抱えやすく、透明感が薄れて顔のトーンが暗くなってしまいがちです。これを無理に明るい色のファンデーションでカバーしようとすると不自然な仕上がりに陥ってしまいやすくメイクの悩みの種になりがちです。

 

そこで化粧下地の段階で明るいカラーで補正しておけばファンデーションはより自然にカラーを使うことができ、ナチュラルに明るく輝くような肌を演出することができるのです。

 

このように肌の悩みを抱えている人や年齢肌が気になる方ほど化粧下地のメリットが大きくなります。ベースメイクの心強い味方となってくれるのは間違いないでしょう。

40代・50代の化粧下地の失敗しない選び方

化粧下地はファンデーションの負担を軽減し、ノリをよくし、ナチュラルにメイクを仕上げるうえで役立つアイテムです。また肌色を補正する際にも役立つため、シミやシワといったトラブルを抱えやすい40代・50代の方にとっては重要な意味を持つアイテムといえます。

40代・50代の化粧下地選びでは肌の状態に合わせたものが第一

化粧下地の選び方・使い方

そんな40代・50代の化粧下地選びではまず肌の状態に合わせたものを使用することが第一です。加齢の影響で乾燥が加速していたりバリア機能が低下して刺激に敏感になっていたりするのがこの年代の肌の悩み。無理なく使えつつトラブルの改善に役立つようなものを選びましょう。

 

たとえば保湿成分が配合された化粧下地もあります。セラミドやコラーゲンといった成分を補うことで美容液やクリームでのケアをサポートしつつ、バリア機能を高めることでファンデーションの刺激を和らげることもできます。日ごろ一生懸命保湿ケアを行っているのにどうしても乾燥してしまう、ファンデーションを塗りにくいといった方はとくにこの点を意識してみましょう。

 

乾燥に加えてバリア機能の低下で刺激に敏感になってしまっている場合にはできるだけ肌への刺激が少ないものを選びましょう。現在発売されている化粧下地は低刺激の製品が多いですが、肌の状態によっては刺激を感じてしまう製品もあります。

40代・50代は化粧下地の効果も含まれるオールインワンもおすすめ

化粧下地の選び方・使い方

たとえばUVカット効果を備えた化粧下地は敏感肌には刺激が強い可能性もあります。化粧下地で紫外線対策を行う場合には紫外線吸収剤ではなく紫外線散乱剤が使用されたものを選ぶ、またはSPFやPA値が控えめなものを選ぶなどを意識してみるとよいでしょう。もちろん、防腐剤や着色料、香料、エタノールなどの添加物にも要注意です。

 

あとは自分が抱えているトラブルの改善に役立つかどうか。たとえば毛穴や気になる場合は毛穴にフィットしてカバーするタルクやクロスポリマーといった成分が含まれているものが適しています。一方くすみやシミをカバーしたい場合にはパール系と呼ばれるマイカや酸化チタンといった成分が配合されているものが適しています。

 

それからコントロールカラーとしての効果。自分の肌の色や血色を踏まえたうえで明るく演出してくれるカラーを選びましょう。これは自分の肌に合わせて判断する必要があるので難しい部分もありまずか、適したカラーを選ぶことでファンデーションを自然に仕上げつつ若々しく健康的な肌の色を演出することができるのでとても重要なポイントとなります。

 

ほかには肌の負担が気になる方は化粧下地単体ではなく化粧下地の効果も含まれているオールインワン化粧品も選択肢に入れてみるとよいでしょう。

化粧下地の上手な使い方/40代・50代の化粧下地活用術

化粧下地を上手に使うことができるかどうかで40代・50代のスキンケア・メイク環境に大きな差がでると言われています。ファンデーションのノリをよくするだけでなく紫外線対策にも活用できますし、コントロールカラーの効果も備えていればくすみや透明感の低下といった悩みの改善にも役立ちます。ぜひとも賢く活用していきたいところです。

化粧下地を使つける際はスキンケアから5分以上置くこと

化粧下地の選び方・使い方

使い方のポイントとしてはまず乳液・クリームを塗り終わってすぐに使うのではなく、最低でも5分以上は置くこと。すぐに使ってしまうとまず乳液やクリームがまだ十分に肌になじんでいないためせっかくの効果を損ねてしまう恐れがあります。焦らずに時間を置いてから使うようにしましょう。

 

肌に塗付していく場合に均一に塗付できるよう工夫が必要です。いきなりベタベタと塗っていくのではなく額、両頬、鼻、顎の5ヶ所に少量を乗せてからそれらを薄く塗り広げていきましょう。厚く塗る必要はなく、あくまで薄く均一に塗っていくのがポイントです。

 

気をつけたいのは肌よくなじませようと強く擦ったり、押し付けて塗付しないことです。指で塗付していく場合には人差し指ではなく中指か薬指を使ったほうが余計な力が入らないのでオススメです。

40代・50代は必要に応じて日焼け止めやコントロールカラーを使う

化粧下地の選び方・使い方

塗る順番は原則として肌の面積が広い額や両頬から。頬は円を描きながら外側に向かって塗り広げていく感覚で行いましょう。額の場合は髪の毛の生え際にもしっかり塗るよう心がけていきます。顎はある程度塗り広げたらフェイスラインを上から下へと肌をリフトアップさせるような感覚で伸ばしていくときれいに仕上げることができます。

 

鼻筋や目元など凹凸がある部分は指だけで塗付するのが難しいため、スポンジも使いましょう。そして最後のなじませるためにスポンジで軽く顔全体を叩く。擦らずに強く叩かないのがポイントです。その際に多すぎた分をオフしていきましょう。

 

なお、化粧下地によって毛穴の凹凸をカバーするなど特定のトラブルに適した製品もあります。その場合には均一に塗付するではなく気になる部分を少々多めに使用する、または気になる部分にだけ使用するといった使い方も出てきます。基本的な使い方を踏まえつつ、こうしたケースバイケースの使い方も頭に入れておく必要があります。

 

こうした基本的な使い方で化粧下地本来の効果を最大限に発揮できるよう整えたら必要に応じて日焼け止めやコントロールカラーを使っていきます。これらのアイテムは必ずしも必要というわけではなく、化粧下地でもある程度カバーすることができます。ですから自分の肌の状態を踏まえつつ、化粧下地にプラスアルファでどんなアイテムとケアが必要なのかを判断し、ファンデーションを効果的に使える環境を整えていきたいところです。